Xoops: 2008年3月アーカイブ

XOOPS Cube Legacy 2.1.3

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 「XOOPS Cube Legacy 2.1.3」テストインストール無事完了。Xreaで問題なく稼動することは確認できたが、やはり細かいバグが残っている感じがする。PHPデバッグをONにしておくと、時々エラーメッセージが表示される。ほとんどSmartyエラーなので、2.0の時とほぼ同じっぽいので、問題はなさげだが、PHPデバックをOFFにしても、時々トップに出てくるエラーが怖い。意味が分らないだけにまだちょっと...。
 あと、参照文献(特にWEB上)が少ないのが気になるところ。2.0JPの方は書籍でほぼ必要なものは取り揃えたので、やはり旧版でも、安定版を使用した方が良い気がしてきた。
 また、Cube Legacyのメニューや管理画面に慣れないという点もある。

 ただ、プロフィールの編集の仕方やパイプの使い方等がかなり便利になっていいる点があるので、ちょっと残念な気もするが...。

 というわけで、しばらくは、2.0JPの方を使ってサイト構築していくことにする。XOOPS Cube Legacyの方は、テストサイトでしばらく環境に慣れていこうと思う。

 前にも触れた、XOOPSには、XOOPSとXOOPS Cube というのがあるらしい。
 X-serverに自動インストール機能がついているのは、「XOOPS 2.0.16a JP」という安定版のシステム。実はこれ、日本人だけでつくったバージョンらしい。これとは別に、本家XOOPSというのがあって、またこれは、これで別らしい。日本には日本のXOOPS Cube日本公式サイトがあって、そこで作られたのが、「XOOPS 2.0.16a JP」。ただし、本家の筋を継いだもの。で、日本独自で開発されたシステムがXOOPS Cube。それを具体化したのが、「XOOPS Cube Legacy 2.1.3」(現在の最新安定バージョン)ということらしい。

 Wikipedia--XOOPS
 Xoops Users Group Japan - 最新のXOOPSを入手する
 Xoops Users Group Japan - XOOPSについて
 あたりに経緯が説明されているので、参照してみては。

 色々実験してみようと、「XOOPS Cube Legacy 2.1.3」の方をインストールしてみようと、試みた。実際には、「ホダ塾ディストリビューション」という、モジュールもパッケージ化されたものをインストールしてみた...が、なかなかうまくいかない。

 最初は、X-serverにインストールしてみたのだが、管理画面が出てこなかったり、モジュールがインストールできなかったりで、断念。
 次に、Xreaにインストール。これも、何度かトライした結果、なんとかインストール完了。色々調べた結果、一つの原因は、どうも、メモリ不足だったらしい。X-serverのデフォルトメモリは15M(?)。「XOOPS Cube Legacy 2.1.3」では、最低16Mは必要とのこと。インストールの際に警告が出る。X-serverのヘルプ通りに、php.iniを最上ディレクトリに新規作成して、16Mの設定をしてみたが、それもうまくいかず。Xoops Users Group Japanあたりをみても、32M程度のメモリ割り当てがないと、モジュールをばんばん動かして、という訳にはいかないらしい。
 ちなみに、Xreaの方では、インストールの際の表示を見ると、割り当て、メモリが90Mになっていたが...本当か...?

 まあ、なんにしろ、Xreaでは、「XOOPS Cube Legacy 2.1.3」も動くらしい。とりあえず、動いてはいる。

 「XOOPS Cube Legacy 2.1.3」だが、なかなか機能的にはすばらしい出来だと思う。まだそれほどは使っていないのだが、軽く触った感じだと、色々な点で関心した。ただ、まだ新しいので、エラー箇所やバグも多そうだ。それが少々心配ではあるが。

 さて、これから、XOOPSを使ったサイトを作るのだが、どちらのバージョンで作るべきかが、ちょっと迷うところである。

 そうそう、それと、一つ触れるのを忘れていたが、「XOOPS Cube Legacy」から、使用文字コードが、EUCから、ユニコードに変更になっている。ユニコード(utf-8)が利用できるようになっている。なので、データベース作成の際には、EUCではなく、utf-8で設定することを忘れないように。