使えるねっとのフォーラムで聞いてみた。速攻返事がきて、解決した(笑
経緯は→http://forum.tsukaeru.net/viewtopic.php?t=3647
で、その結果をまとめたのを、XOOPS Users Forumにも投稿しておいたのだが(今日みたら、点数がついていた(笑))、備忘録も含め、こちらにも掲載しておく。
追記です。 使えるねっと内のフォーラムでお伺いを立ててみました。結果、うまく、XOOPS_ROOT_PATH外にXOOPS_TRUST_PATHを設置することができました。 今後の参考になるかも知れないので、一応記録を残しておきます。<環境>
サーバー:使えるねっと Linux VPS シルバー(Silver CE5 Plesk)
CentOS 5
Linux 2.6.9-023stab046.2-smp
php 5.1.6-15.el5
mysql 5.0.22-2.2.el5_1.1結果的にいうと、phpの設定で、open_basedirを変更しなければならない、ということでした。つまり、PHPがアクセスできるディレクトリーを、XOOPS_ROOT_PATH以外にも設置してあげなければならないということでした。
使えるねっとのPHPのデフォルトだと、open_basedirは、/var/www/vhosts/ドメイン/httpdocs:/tmpとなっており、/var/www/vhosts/ドメイン/httpdocs→つまり、XOOPS_ROOT_PATHと、tmpディレクトリだけにしか設定されていないということで、XOOPS_ROOT_PATH配下のディレクトリーとtmpディレクトリー以外にはPHPがアクセスできないということです。
open_basedirがどのように設定されているかは、phpinfoで調べれば分かるようです。
では、open_basedirをどのように変更するかというと、使えるねっとの場合は、
/var/www/vhosts/ドメイン/conf/にvhost.confというファイルを作り、(同じディレクトリ内のhttpd.includeは編集してはいけない)※追記→SSLを用いて、https://~にインストールする場合は、vhost_ssl.confという名前のファイルを作ること。
php_admin_flag safe_mode off
php_admin_value open_basedir "/var/www/vhosts/ドメイン名/httpdocs:/var/www/vhosts/ドメイン名/XOOPS_TRUST_PATH:/tmp"
と、記述します。さらに、この設定を認識させるために、シェルコマンドで、
/usr/local/psa/admin/sbin/websrvmng --reconfigure-vhost --vhost-name=ドメイン名 としてから、Apacheを再起動するとopen_basedirの設定は完了です。試しに、phpinfoで確認されると良いでしょう。
VPS等のroot権限のあるサーバーに初めてXOOPSをインストールする際に、パスの確認の画面が真っ白になってしまう、という方は参考になるかも知れません。
という訳で、PHPのデフォルトだと、PHPが参照できるディレクトリーには制限があって、それを取り払う必要があるということでした。
ちなみに、ドメイン、サブドメイン、それぞれに、別々の設定をする必要があり、それぞれのルートディレクトリに、/confディレクトリーがあるので、そこに、vhost.confを設定する必要がある、ということですね。
初心者には、XOOPS_TRUST_PATHはなかなか分かりにくいと思うので、参考になったのなら、嬉しい限り。また、アドバイスしていただいた方々には、改めて感謝です。