サイト構築記録: 2008年2月アーカイブ

世の中に、レンタルサーバーは多々あれど、要望を全て満たすレンタルサーバー会社があるかといわれると、なかなかないもので、これまた色々検索した結果、今使用している会社は以下の通り。それぞれの特色と利点、不利な点をあげておく。

クララオンライン→クララオンライン
2000年頃から使用しているレンサバ会社。以前は格安共有サーバープランもあったが、最近はミドルクラス以上のプランしか用意されていない。最近の相場としては、若干価格が高めだが、サポート対応やセキュリティに対する姿勢などがしっかりしており、評価は高い。サーバー構成等も若干カスタマイズ依頼が可能なので、特定の目的で、セキュリティ面でうるさい方面では安心。回線速度は普通。
 利点:サポート体勢がしっかりしている(共用サーバー以外なら電話でのサポートもあり)。サーバーメンテナンス情報等の発信がきちんとしているため、サーバー停止されると困るサイトには必須。VPS以上なら、サーバー管理にカスタマイズの幅が広い。
 欠点:価格が高い。VPS以上だと、簡単な変更でもある程度の専門知識を要求される。回線が遅め。

X-server→X-server
2007年から使用開始したレンサバ。共用サーバーのみだが、格安でかつ回線速度の速さが売り。さらに、マルチドメイン(無制限)、メールアドレス、サブドメイン無制限、MySQL(最高プランで6つまで)、PHPも使えて、コントロールパネルでほとんどのドメイン・サイト管理ができるのが非常に評価高。かつ、契約開始等も、クレジットカード決済であれば、自動システムで、即使用可能になる等、素早い対応が嬉しい。特に、コントロールパネルは優秀。特に文系の方にオススメ。共用サーバーの為、機能に制限があるので、その制限内であれば、最高のパフォーマンスだと思う。
 利点:回線が早い。XoopsやMovableType等の自動インストールが用意されており、コントロールパネルの仕様も含めて、文系人間には最適。専門知識をほとんど必要としない。メール転送機能に、転送先にphp等のcgiを指定することができる。試用期間が用意されているので、決済前に機能を確認できるのが嬉しい。xoopsやMovableType(このブログね)等の自動インストール機能が文系人間には嬉しい。これだけで何時間という節約になる。
 欠点:サーバーの規格が画一的でカスタマイズがきかない。共用サーバーの為、同一サーバーに負担がかかると(特に、xoopsやwiki等)、一時的にリソース不足でInternal Server Errorが起こることがある。メールのキャッチオール機能がない。(追記)共有サーバーなので、当たり前だが、SSH接続ができない。

Xrea→Xrea
X-serverに、キャッチオール機能(ある特定のドメインに送られるメールを全て受信するアカウントを用意すること)ができなかったため、今年に入って契約したレンサバ。OpenPNEをインストールする場合、Sakuraインターネットと人気を分かつ会社らしい。無料サーバーも用意されており(現在は募集はしていないらしいが)、入りやすさは上々。X-serverと同じく、クレジットカード決済であれば、即コントロールパネルが使用可能になる。やはり試用期間が用意されているので、決済前に機能を確認できるのが嬉しい。フォーラム形式でサポートを行っているのも特徴。会員制になっているらしく、サービスを利用する際には、無料有料問わず、会員登録が必要になる。
 利点:とにかく安い。X-serverに並ぶコンパネの性能。機能自体はX-serverより上かも。但し、使い勝手はX-serverの方が上手。キャッチオール機能がある。(OpenPNEのメール投稿機能には必須)。フォーラムが充実しているので、情報は多い。
 欠点:サイト自体が雑然としている。会員登録とサーバー申込が混同して、分かりにくい。使用方法の説明も、文系人間には分かりにくい部分がある。サポート体勢がフォーラム中心なので、余計分かりづらい。キャッチオール機能はあるが、メール転送先に、phpを指定することができない。

(蛇足)
そういえば、最初にレンサバを借りたのは、1996年位の頃で、まだレンサバも一般化していないころだったんだよな~。digitalbuilding.comという格安レンサバのDMに誘われてドメイン取得したのが最初のはず。メールログを見ると、98年くらいのまで形跡が残っているけれど、多分もう少し前からだったはず。この会社、2000年頃から反応しなくなって、やばいな~と思い始めて、クララオンラインに鞍替えしたんだった。ドメインの移管作業もなかなか大変な思いをした覚えが...。

サイト構築するにあたって、目的により、ツールも異なっていると思った。
色々調べた結果として、無料で使えるツールがかなりあり、多岐に渡っていることが分かったためだ。その目的と、ツールを分類してみる。

日記(ブログ)だけつけたい→Movable Type、Serene Bach

mixiのようなSNSを構築したい→OpenPNE、MyNETS、So-netSNSサービス

BBS、掲示板、アルバム、その他沢山の機能を同時に実現し、かつ、カスタマイズしたい→Xoops

おおまかに分類するとこんなとこか。

正直、プログラミングなど無理、htmlまではなんとかきたけど、javascriptでさえ書けない文系直系の自分としては、プログラマーな人にお願いするしか、動的サイト構築なんてことはできなかったのに、これだけのツールがある現在って、本当にいい時代になったもんだな~という感がひとしお...。オープンソース万歳なのだ^^。

ただ、考えてみれば、サポートする方も、敷居が下がった方が、サポートもカスタマイズもやりやすい訳で、結局はどっちの為にもなってるんだな~、と思う最近であった。

ちなみに、上記ツールを、インストール等の設定なども含めた、敷居の高さの順で並べ替えると、こんな感じかな...。

(敷居)低:So-netSNSサービス>>>Serene Bach>>>Movable Type>Xoops(本体と基本モジュールのみ)>>>OpenPNE or MyNETS>Xoops(複雑な構成にするなら):高

So-netSNSサービスはサーバーから何から全て用意されており、しかも無料。ほぼ専門知識は不要。ただし、せっかく作ったコンテンツが他人のサーバーに入るのは嫌、という人向きではない。Serene Bachは、perlで書かれてるので、SQLやPHPの使えない共用サーバーにもインストールできる。Movable Typeからは、サーバーやSQLやPHPが必須になる。若干専門知識が必要になるだろう。Xoopsも専門知識は必要だが、自動インストールサービスのあるレンサバがあったり、専門書が比較的多いので、なんとかやれると思う。OpenPNE or MyNETSについては、まだ専門書も少なく、文献をほとんどweb上で調べなければならないので、少々敷居高い。ただし、一度インストールしてしまえば、ほぼ問題なし。カスタマイズできる範囲も狭い。Xoopsについては、基本モジュールまでは、敷居は低いが、それなりに使えるようにするためには色々とモジュールもインストールしなければならないので、複雑な構成にするなら、結構大変。カスタマイズの幅が広いという意味では使い勝手は良いと思う。

ちなみに、So-netSNSはOpenPNE本家のソースを使っている。

とりあえず。

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サイト構築につき、ここに記載していく。

防忘録:サイト関係リンク先

文系のためのXOOPS入門→ここ秀逸

グーグルマップ

XOOPS Cube日本サイト

などなど...。

公私共に色々ありまして、SNSページやら、Wikiページやらつくってます。
折角なので、ここで、メモ代わりに色々記載しておきます。

最初に見つけたブログシステムがこのページでも使っている

Bach

次に探したのが、サイト構築ではあまりにも有名なxoopsです。
Xoops

で、今度は、SNSページもほしいな、と思って探しましたら、ありました。
mixiクローンで、
OpenPNE
株式会社手嶋屋さんが中心となって開発中のオープンソースシステムです。

で、OpenPNEが使いやすそうで、意外にカスタマイズが難しいことに気が付いたので、また探したら、ありましたw

Mynets
これは、OpenPNEから枝分かれしたプロジェクトで、Usagi Projectという形で別開発されているようです。ベースはOpenPNE2.4系そのもののようです。

色々つくらなくてはならないページがあるので、現在、同時進行でそれぞれを使い分けてます。